まるっとさんの日常

写真とアラフィフ主婦の日常

荒ぶる正義感

ネットでの誹謗中傷。

 

ここまで広がる理由は、己独自の正義感が横行しているからだとよく言われる。

 

テレビやネット配信の行き過ぎた演出や、少しばかり悪態をついたものが大炎上。

 

さして影響を受けたわけでもない物申す輩が、さも悪を叩きのめすかのように参上(自分はそう思い込んでる)。

 

叩いた相手が気にする素振りも見せず現れると、これでもかとヒートアップ。

 

それは相手がダメージを負うまで続けられ、ああ落ちたな、とわかると物申した本人はしたり顔(あくまで想像)。

 

さて、以上の様なシナリオのどこに正義などあるのか。

 

俺様理論に違いないが、世界は俺で成り立っているとでも言いたいのか。

 

 

 

そこで私は考えた。

 

 

相手を打ちのめすのが快感だというのなら、相手は誰でもOKなのか。

自分の推しメンでもいいのでは。

 

 

いや違う。

 

 

打ちのめす相手は、

 

【自分が成りたくても成れなかった人間】

 

でなければならない。

 

テレビの演出にも関わらず、

『自分の方が可愛いのに、出来ない自分』に僻み、

 

配信サイトで沢山の人に見てもらっているこの人に、自分はなれないと妬み、

 

なんだよコイツ、自分には成れない出来ない事をしやがって。

 

とあり得ない心境に発展していく。

 

メディアで目立つにつれて勝手に敵対心を持って。

 

近くにもいる。

 

妬み嫉みがベースでマウントを取る人が。

 

炎上させている人の大半は、おそらく人生に不満を持ち、何かを見るたびにやっかんで生きている。

 

正義感も結局は、大胆に生きていけない人間の捌け口になっているのではないか。

 


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